筋トレ界のガラパゴス諸島に足を踏み入れた話

「ここはガラパゴス諸島か…」

通っている近所のスポーツジムで、僕は一人つぶやいた。

「手つかずの生態系がここまで保存されているなんて…」

僕の目の前には、自己流のダンベル運動を繰り広げる老人たちがいた。

近年の筋トレブームにより、若い人はトレーニング方法をYoutubeで学ぶようになった。

その結果、自己流のトレーニングをする人口は急激に減り、効果的なトレーニングに取り組む人が増えた。有名Youtuberが公開したトレーニング方法は、急激なスピードでジム内に広がる。グローバリゼーションの波が、そこら中のジムに広がっていった。世界は均一化していったのだ。

しかし、さびれた町のスポーツジムには、そのような波は押し寄せてはいなかった。ジムの大半を占めるのは、老人達だからだ。

当然彼らは、Youtubeの動画を見たこともなければ、トレーニング方法をGoogle検索することもない。すべての運動は、自分の頭で考えた、オリジナルのトレーニング方法なのだ。そこには、ゴールドジムでは見られない、多種多様な動きをする老人達が、絶滅することなく、そのままの姿で保存されていたのだ。

次回は、世にも珍しい彼らの生態系を、紹介することにしよう。

to be continued…

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