ダーツにはパワーが必要です。ダーツを飛ばすのに必死な人に、力を微調整する余裕があるとは思えません。
さて、ダーツをする人に、たった一つだけ筋トレ種目をお勧めするとしたら、ダントツで「スカルクラッシャー」がおすすめです。こんな奴です。
ベンチ台に寝転がって、バーベルを頭上すれすれを通るように上げ下げする種目です。上腕三頭筋(二の腕の部分)に効きます。ダーツを投げるときには、肘の伸展動作を行いますが、これは上腕三頭筋の働きによるものです。そこを鍛えます。
あまりお勧めしませんが、自宅で気軽に始めるとか、筋力の弱い女性であれば、2リットルのペットボトルでやってもいいと思います。負荷が軽いので、慣れてきたらジムに行くことをお勧めします。二の腕の引き締め効果も期待できると思います。
なお、ダーツのスローのために瞬発力をつけるのであれば、負荷は重めをおすすめします。20回や30回もできるような軽い負荷では、臨んだ効果は得られません。
筋力向上、筋肥大を目指すなら、8~12回程度しかできない重量を3,4セット行うのがよいと思います。
なお、私が、ダーツのための筋トレとして、他の上腕三頭筋を鍛える種目ではなく、スカルクラッシャーをお勧めする理由は2つあります。
- 初心者でも効かせやすい
→スカルクラッシャーは、他の種目と比べて初心者でも効かせやすいです。ワンアームフレンチプレスをおすすめするプロの方もいましたが、立って行うこと、ダンベルのため自由度が高すぎること等から、筋トレ初心者には難しいと思います。その点、スカルクラッシャーは、寝転がって実施することや、バーベルで動きが制限されていることなどから、初心者でも効かせやすいと思います。 - 力のかかるタイミングがダーツのスローと近い
→ダーツを投げるときに力がかかるタイミングって、テイクバックした直後の一瞬だけですよね。ダーツに筋トレを活かすためには、あの肘の曲げ具合の時に、力を発揮する訓練をする必要があります。スカルクラッシャーで力が入るタイミングは、それに近いです。(詳しくはPOF法、ミッドレンジ、等で検索してください)→例えば、イマイチな例として、ダンベルキックバックがあります。下の図を見てください。これは肘を伸ばすので三頭筋を鍛えますが、重力は真下方向にかかるので、最も力がかかるのは、肘を伸ばし切った付近です。図の右側ですね。ダーツを投げる際は、そんな時に力を入れていませんよね。以上、スカルクラッシャーの紹介でした。
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「筋肉が大き過ぎて服が破れる」ってヤツあるじゃないですか。カッコいいですよね。自慢じゃないですが、私も成し遂げました。筋トレを始めて2ヶ月半で達成した偉業です。尻のところが破れました。
— ぶるいぬ (@blblinin) July 17, 2018
筋トレするならプロテインも飲みたいところです。おすすめのプロテインを、以下で紹介しています。
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