a lot of 合意形成

別に面白い話はないが、「ひえー、こんなに合意形成を慎重にやるのかー」と仕事で思ったので、感想をメモしておく。

最近、会社でちょっとしたプロジェクトを立ち上げてやろうとしてるんだけど、合意形成のための会議を何度もしている。僕が発起人なので、僕から皆さんへ提案をするのだけれど、同じような内容のプレゼンテーションを、5回は繰り返すことになりそうだ。

あまりこういう経験がなかったので、結構新鮮で面白い。

物事を先に進めようとした時に、「角が立たない」形で収めるために、「あの人を動かすためには先にこの人の合意を得て・・・」みたいなパズルを解こうとしたら、似たような「会議」が何度も必要になってくるみたいだ。しかも「こういう合意を得るためには、この場にはあの人はいない方がよくて・・・」みたいな制約条件が生まれるので、どんどん分割されていく。

結局は権力構造の問題?で、「上から降りてきたので必ずやる」、みたいな世界ではなく「誰もが極力嫌な顔をしないように」みたいな配慮のもとに合意形成が少しずつ行われていく。「嫌な思いをして辞められたらかなわん」みたいな感じで、配慮がなされていく。

そんな気にしなくていいじゃん、とも思うのだが、マネジメント層はかなり機嫌を損ねないようにと、合意形成を重要視しているので、上手く運営していくのに必須なのだろう。というか、「偉いおじさんたちが機嫌を損ねないように」という気遣いが、マネジメント層の苦しみの8割を占めているようにすら思える。どういう仕組み/力学が、彼らをそうさせるのか、まだいまいち掴みきれてないけど。

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