直近のコロナショックの最中でも、
「暴落しても、着々と買い増すだけです」
と、冷静な発言をする投資家がSNS上にぽつぽついた。
暴落時に冷静でいられたとしても、「自分がメンタルが強い」とか「このバイアンドホールドで間違いなく正しい」などと勘違いしない方がいいと思う。
冷静でいられるのは、メンタルが強いからじゃない。単に、収入に対して資産総額が少ないからだ。「暴落してもまた貯めればいいじゃん」と思えるから冷静なのだ。年収500万円、総資産500万円程度なら、働いたらまたすぐに回復できる。でも、年収500万円、資産1億円になって暴落を食らったら、収入では補てんが効かない。それでも冷静でいられるか考えておいたほうがいい。
つまり、ドラクエで言えば、彼らは、「レベル10の僕がダメージを食らって、HPが80から50になった。でも、ホイミで回復すればいいや」ぐらいの感覚なのだ。
「それ、レベル50になってHP500になったときでも同じこと言えんの?」である。
すぐに回復できる程度の資産しかないときの暴落と、資産が沢山あるときの暴落は全然違う。
投資をやり続けるなら、資産が増えた時の暴落時の身の振り方について、考え続けておいた方がいいと、僕は思う。
Twitterやっています。よろしくお願いします。
「株で3億円欲しい!ぶるいぬ流米国株投資術!」ってタイトルで本出したい。
— ぶるいぬ (@blblinin) September 21, 2020