【成長株投資】レラティブストレングスをYahoo financeを活用して自前で計算する方法

はじめに

株の銘柄の相対的な強さを示すレラティブストレングスについて、Investor’s Business Dailyに課金せずとも、自前で計算する方法を紹介します。

レラティブストレングスの概要や、今回の元になっている計算式については、以下の過去記事を参照してください。

過去記事:レラティブストレングス(RS)を無料で計算する方法

前提

復習すると、RSの計算には、現在からみて1,2,3,4四半期前の株価と、現在の株価のデータが必要でした。これらのデータから、株価の伸びの比率を加重平均し、順位付けすればRSが計算できます。

計算方法

ポイントとなるのは、過去の株価の取得方法です。

・株価の取得にはYahoo financeのAPIを利用します。

・Pythonから上記APIをたたいて、全銘柄の株価を取得します。

・計算した素点でソートして、RSを割り付けます。

ソースコード

以下に公開しています。

github bullbullboy→RelativeStrength Calculator

使い方

・Python 3.8で動作を確認済です。インストールしてください。

・yfinanceをインポートしてください。→ pip install yfinance

・tickerList.txtに改行区切りで、計算したい銘柄のティッカーを入力してください。

・main.pyを実行してください。

・resultRS.txtファイルに結果が出力されます。
(同時に出力されるresultsPrice.txtは株価の一覧です。)

※注意点1:yfinanceの応答が遅いため、5000銘柄で6,7時間程度かかります。寝る前に仕掛けましょう。

※注意点2:実行する日時によっては、株価が取得できない不具合があります。株価が取得できない場合は、コードのコメントを参考に、取得日を少しずらしてください。

まとめ

Yahoo financeから株価を取得して、RSを自前で計算する方法について記載しました。Yahoo financeのAPIは、株価だけでなく、さまざまなデータが取得できるので、他にもいろいろと使い道があるように思います。

Twitterやっています。よろしくお願いします。

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