投資・トレードにメンタルの強さは要らない

メンタルは重要なのか?

投資・トレードというゲームでは、メンタルが重要だと良く言われる。

じゃあ、メンタルを鍛えるにはどうしたらいいんだ?と思うのだけど、答えは、「メンタルはそんなに必要じゃない」「技術を磨けば、メンタルの問題は解決する」だと思う。という話をします。

有利な勝負に度胸がいるか?

暴落時に買いに回る、上がると信じて下げても持ち続ける、苦しい中しっかりと損切する・・・。普通に考えると、こういう行動は、メンタルが強くないとできないように思う。でも、実は、「メンタルが強いからじゃなくて技術があるからできるんじゃね?」と思っている。

例えば、「コインを投げて表ができたら1万1000円もらえる、裏が出たら1万円払う」というゲームがあるとする。表が出る確率も裏が出る確率も1/2として、かつ、好きなだけこのゲームができるとする。このゲームに、「メンタルの強さ」が必要だろうか?「表が出るかな…大丈夫かな…」と悩むだろうか?

期待値的な考え方ができる人なら、メンタルの強さはいらないはずだ。嬉々として何度もコインを投げるだろう。長期的には報われるはずだ。

この例から分かることは、「自分にとって有利なゲームだとわかっていたら、メンタルの強さはいらない」ということだ。

となると、投資においてメンタルが強くないと…という問題は実は、「有利な勝負なのか、不利な勝負なのか分かっていない」というのが、根本原因なんじゃないか?と考えられる。分からないから度胸が必要なのだ

有利な勝負でもビビる時

もう一つ、違う面から考えてみよう。

仮に、あなたの資産が1000万円だとする。10年間、一生懸命働いて貯めた1000万円だ。このとき、
「コインを投げて表ができたら1100万円もらえる、裏が出たら1000万円払う」
というゲームができるとする。1000万円を払えない場合はゲームができないとする。

ここで2点考えて欲しい。

  1. ビビらずにこのゲームができるか?
  2. このゲームをやるべきだろうか?

どうだろうか。

私は、

  1. このゲームをやるのは不安でビビる。
  2. このゲームはやるべきでない
    と考える。

1は普通の人の感覚だと思う。全財産を1/2で失う可能性にビビらない人は少し頭のネジが外れていると思う。

そして、2. については、いくら期待値的にプラスだとしても、破滅するリスクがあるならやるべきじゃないと思う。

この例を通してわかることは、

「破滅する可能性がある勝負は、するべきじゃないし、不安を感じる」

ということだ。

ここで「破滅するリスクを踏まえても買うのがメンタル強者だ」というなら止めないが、そもそもそういうリスクがあるなら勝負するべきじゃない。(ここは思想の違いは出るかもしれない)

ということは、この視点で考えたときの「不安」や「メンタル」の問題も、「賭け金の額を適切にコントロールすれば、メンタルの強さは必要ない」という、資金管理の技術の問題に帰着するのだ。

メンタルではなく技術の問題だ

以上をまとめると以下の通りとなる。

  1. 人は有利な勝負かどうか分からないときに、不安に感じる
    →勝負の期待値を、精度高く判断する技術を身につければ解決する

  1. 人は期待値が有利でも、賭け金が大きいと不安に感じる
    →そもそも負けた場合に破滅する可能性があるような賭け金の勝負をするべきではない
    →不安を抑えることは、適切な賭け金を調整する、資金管理の技術の問題に帰結する

以上のことから、投資はメンタルが強くないとできない、は間違いで、
投資の技術があれば、メンタルの問題は解決する、が正しいのでは?と思った。

という話でした。

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