ミネルヴィニの全体読みと個別任せの矛盾の謎を追う

ミネルヴィニの矛盾

こんにちは。「ミネルヴィニ検定3級」保持者のぶるいぬです。

今日は、ミネルヴィニ氏の「全体観と個別観の矛盾」について検討してみたいと思います。(以降、敬意を込めてミネルヴィニアニキ、略して「ヴィニキ」と表記します)

どういうことか?

ヴィニキは、よく以下のような主張をします。

「俺は持ってるそれぞれの株に導いてもらうんや!」

「市場全体のインジケーターとかいらんのや!結局個別の株の動き次第なんや!」

※参考までに、それっぽいつぶやきを貼っておきます。

このように、ヴィニキは、1つ1つの株の値動きを非常に重視しています。

しかし一方で、市場全体の動きから、暴落前にキャッシュポジションを厚くしたり、天井でショートを仕掛けてヘッジしたり、という技も繰り出してきます。

最近だと、FFTYの過熱ぶりや、他の市場全体の強気のセンチメントを読んで、「高騰したらそこで売り抜けろ」などと警戒モードに入っていました。

これは過去の記事でも紹介した通りです。

過去記事:ミネルヴィニの鷹の目に見える景色

※以下は警戒モードに入れと言うつぶやき

このように、個別の株の動きを重視すると言いつつ、市場全体の読みも入れてくるという、一見矛盾したつぶやきをしています。

ヴィニキは、「個別の株の動きを重視する」という方針と「市場全体の読み」の、この全体と個別の矛盾を、どのように解決、調和させているのでしょうか?

全体100%と個別100%

少し話を変えます。

私自身、この「全体観と個別」の問題には苦戦してきました。

全体観から警戒度を上げて、ひとまず売却して様子見…とすると上昇相場において行かれ、逆に全て個別株に任せていると、暴落が直撃する、というありさまでした。

これらは言ってみれば、「全体観100%の判断」と「個別観100%の判断」と言えるでしょう。全体と個別のどちらかが完全に優位に立った意思決定と言えます。これだと経験的にはうまくいきませんでした。

つぶやきからヒント

では、ヴィニキはどうしているのでしょうか?

最近、このあたりの考え方がうっすらわかるツイートをしてくれているので紹介します。

1つ目

「市場が過熱して危ななってきたら、ワイのリスク許容度はどんどん小さなって、攻めの姿勢で防御するで!損切はタイトに!利食いは早く!動かんだけでタイムストップで売ることもあるで!」(意訳)

2つ目

「短期的には、市場はどんどんリスクが高まってるわ!積極的になる時やないで。むしろ伸びきった銘柄は、強さに売り抜けて利益を手にするときや!」(意訳)

どうでしょうか。大体見えてきたのではないでしょうか。

全体観は個別の調整弁では?

以上のつぶやきから考察すると、おそらくですがヴィニキは、

「個別の動きがベースだが、売却ラインを全体観に基づいて動かしている」

のではないか?と推測されます。

「市場が過熱しているから、即全部売却だ!」のような判断はしていないのだと思います。あくまでも、個別の株の値動きに任せるのですが、ただその判断するラインを動かしているのではないでしょうか。

イメージ図で説明します。

売りを2種類に分けて説明します。下がってきたときに売る「防御的売り」と、上がってきたときに売る「攻撃的売り」です。

タイミングの取り方は色々あるとは思いますが、こんな感じでしょう。

で、市場の読みで警戒感が上がった場合は、このラインを、平場の基準よりも、よりタイトに動かすのではないでしょうか。防御的な売りの場合は引き上げて、攻撃的な売りの場合は、より早いタイミングで売り抜けます。

こう考えると、あくまでの個別の動きに任せながら、かつ、全体観も反映させることができます。上昇すればタイトとは言え、上昇分をとれますし、下落しても早めにカットすることで直撃を避けられます。早く売り抜けることによって、直撃を回避することもありえます。

決して、個別に任せきるわけではなく、かといって、全体観の読みで一気に舵を切るわけでもなく、というやり方に見えます。

とまあ、こんな感じで、全体観と個別とを、調和させているのではないでしょうか。多分。

おわりに

ということで、ヴィニキの全体観と個別観について見て見ました。売り時は本当に難しくて、私も今、最大の課題だと思っているところです。また色々考えたいと思います。

以上です。

Twitterをやっています。よろしくお願いします。

以下の書籍は、ヴィニキを筆頭とした、神トレーダーのオフ会の様子(みたいなもの)です。おすすめです。

成長株投資の神

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。