相場で失敗して学んだこと【”買い”編】

この記事について

これまでミネルヴィニ式のトレードをして経験的に学んだことを、ダイジェストでここに記そうと思う。まあ、実際は本に書いてあることが大半ではあるけれど、実際に自分でミスを犯してやっと身にしみるところもあったりして。本当に始めたての頃からの、恥ずかしいものも、恥ずかしがらずに書く。

基本的には自分用のメモだけれど、ミネルヴィニ式初学者には役立つ可能性も、もしかしたらあるかも?

色々あるけれど、まずは「買い」での失敗についてまとめて書いてみようと思う。

学んだこと

では列挙していく。

失敗例「ベースが完成してないのに買う」

「ネットでよいと言っていたので」「いい会社だと思ったので」みたいなレベル。なんとなく焦って飛びついて買う。でも、まだボラティリティが高い状態なので押して、そこで振り落とされる。

失敗例「直近の押しがまだ大きいのに買う」

さっきの失敗を通して「わかりました、いきなり買うとマズいですね。2回は押してから買うようにしましょう」と思った。それでやってしまったのが以下の図。

このケースだと、もう一度振り落としがきて、-8%で損切する羽目になった。

押しが2回でもブレイクする可能性はあるんだけど、その場合は直前の押しが浅い必要がありそう。このケースは、押しが、30%, 20%と来ているので、まだもう1度深い押しが来てもおかしくない。そこで振り落とされるという話。

対応としては

1.これまでの押しの深さが小さくなっていっていることを見る。

2.直前の押しの深さが十分浅いことを見る

あたり。

失敗例「”買値から-8%”と、自分の都合で損切ラインを引く」

だってオニールが8%で切れと言ったから…。こんな話。

図のように、買値から-8%に損切ラインを引く。だけど、それが、マーケットから見たら全く意味のない損切ラインになっている。

直近の安値の下でもないし、移動平均線の下でもないし、なんでもない。ブレイクした後、1度押すのはよくあるので、そこで損切させられるハメになる。

ちゃんと反発しそうな、意味のある損切ラインを引きたい。例えば、直近安値を下抜けたら諦めるとか、移動平均線を割ったら売るとか、5日続いたベースを下回ったら売る、とか。

こんな感じで今は、買うときに、意味がある損切するラインを引いて、そこまでの距離が8%以内であることを見るように心がけている。それを越えたら無理に追わない。

失敗例「上にすぐレジスタンスがある状態で買う」

ベースからブレイクアウトしたものの、すぐ上にレジスタンスがあるケース。この場合、このレジスタンスをもう一度越えるには、買い圧力が必要なので、なかなか越えられず、伸びしろがない。

実例を示しておく。SPWHの例。

「買い」と書いたところをブレイクしてすぐ上にレジスタンスがあり、突破できなかった。

※余談:今思うとこれは、他によりよい候補がなければ、仕掛けてもいいと思う。レジスタンスの位置まで、20%程度の値幅があって、十分ともいえる。なので、利食い目標をレジスタンス付近、もしくはレジスタンスからのダマシのブレイクのタイミングに設定して仕掛ければいい。

おわりに

他にもいろいろあるけれど、一旦疲れたのでここまで。また書き足すかもしれないし、買い以外のミスも書くかも。

以上です。Twitterをやっています。よろしくお願いします。

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