中途採用の「募集条件」は割とあてにならない

2度目の転職活動をしている。変に「転職活動の経験」が豊富になってしまった。

その中で気づいたのだけど、「募集条件」はかなりあてにならない

「必須条件:○○の経験があること」みたいな条件は、満たしてなくても面接に通ることが結構ある。例えば、「年間100台以上出荷される商品のソフト設計経験」みたいな必須条件でも、本当に欲しいのは、「高品質なプログラムが書けるスキル」だったりする。

なんでだろう?と思ったのだけど、欲しい人物像を、客観的な形で文章に書き下すのは、非常に難しいんだろうなと思う。逆に、自分が今いる職場に人を増員したいとして、必須条件、歓迎条件を書けるか?と考えると、その難しさがイメージできる。

まず1.必要な能力が何か?の定義が難しい。(そもそも募集する側が理解できてなかったりもする)。更に、定義できても、2.具体化する過程で情報が抜け落ちる。その上、3.社内の用語と世間一般の用語がズレていたりしてうまく伝わらない。この辺りの三重苦で、めちゃくちゃ伝わらないのではと思った。

なので、本当にやりたいことを見極めて、そこを満たせていたら、表面的な条件は気にしすぎなくてもいいように思う。ただ、「条件はこうですけど、本当にやりたいことって何ですか?何に困ってますか?」みたいなコミュニケーションが、応募前では取れないので、やりたいことが何かを見極めるのはちょっと難しいが・・・。(まあ、その会社特有の問題、なんてものは思ったほどないので、その職種一般に言われる”やりたいこと””困りごと”を狙えば良いと思う)

なので、応募する側としては、要件を鵜呑みにせず、大幅なミスマッチがなければ応募しちゃえばいいように思った。自己PRの面でも、変に寄せすぎずに(ターゲットにウケる形に見せ方を考えた方が良いとは思うが)やったらいいように思う。

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