娘がいわゆる”イヤイヤ期”です。英語で言えば”ノーノータイム”。NOの連打、五月雨、大洪水。なかなか言うことを聞いてくれません。
「〇〇ちゃん、服着よっか」「いや!」
というやり取りが毎日繰り返されますが、それを乗り越えないとお世話ができません。最近気づいたコツとしては、「なんとかして特別な体験と結びつける」というのがあります。
「保湿クリームぬりぬりしよっか?」ではなく、「今日はソファーの上で保湿クリームぬりぬりしよっか」とか「赤ちゃんごっこしながらぬりぬりする?」などと、非日常体験をプラスすることで、お客様からのYESを引き出す。そういうアプローチを身につけました。
今日も娘とのおままごと中に、激しい便意を催しました。
「トイレ行っていい?」と聞いても「ダメ!きょうはおやすみ!!」とおままごとからの離脱を許してくれません。でもおとうさんはもう限界でした。そこで、非日常のプラスワンの法則にしたがい、苦肉の策として
「おとうさんのうんちするとこ見ててくれる!?」
と聞いたら、「いいよー」とのことで、トイレについてきてくれました。「うーん、ってするとでるかも?」という娘のアドバイスのおかげか、うまく用を足すことができました。
娘が、どういうメカニズムで意思決定しているのか考えながら、こう提案したら通るんじゃね?みたいな、営業マンのような試行錯誤を楽しんでいきたいと思います。