スポーツジムに通うとか、英語の勉強をするとか、続きづらい努力ってある。
続かない努力と、続く努力の違いって、こんな感じなんじゃないか。
上:続かない努力、下:続く努力。
スポーツジムに通う例で説明すると、
「太ってきたし…」「苦しいけど…」と思いながら通っている時は上の状態。苦痛なので、外からエネルギーを加えないと続けられない。
でもやっているうちに、いいところがわかるようになってくる。「体形が変わってきてうれしい」「思い切り体を動かすと、何だかすっきりする」のように。
下の図はそんな風に、行動が、苦痛から、ご褒美に変わった状態。こうなると、その努力自体が報酬なので、放っておいても玉は転がっていく。つまり、努力が続く。
人が何かにハマる瞬間っていうのは、坂道が下り坂になった瞬間なんじゃないかと思った。
もう一つメモしておくと、
何かに取り組むときに大切なのは、上り坂の状態で必死に玉を押し上げることじゃなく、坂道が下り坂になるように、それが無理なら、せめて緩やかな下り坂に、することなんじゃないかとも思った。