人に何かをプレゼントする時、せっかくだから喜んでもらいたい。すべりたくない。そこで、”良いプレゼント”とは何か考えました。以下の価格と価値のグラフで考えます。
横軸は、客観的な価格です。一方縦軸は、受け取った人の感じる主観的な価値です。
さて、プレゼントって、「それだったら現金をあげたほうがマシじゃない?」と思う時がありませんか?ここでは、比較対象として「現金を直接あげる」というプレゼントを考えてみます。上の図の点線のことです。
この線で分けると、プレゼントには3種類あると言えそうです。
- 現金より価値があるプレゼント
- 現金から、価値があまり損なっていないプレゼント
- 現金から、価値を大きく損ねたプレゼント
“良いプレゼント”の”良い”とは、現金にはない価値が乗っていることをと指したり(1)、価値を損ねていないことを指したり(2)するようです。
例えば、「プレゼントはお菓子がいいよ。後に残らないし、嫌いな人少ないし。」という時は2です。一方、「このお菓子欲しかったんだ、でも東京だと買えなくて。いいプレゼントだね。」という時は1にあたると思います。ちなみに3には、ダサくて使わないパジャマのプレゼントなどが例としてあげられます。
良いプレゼントをしたい時は、狙うのは1なのか、2なのかを考えるのが良さそうです。また、1を狙うなら、「なぜ現金より価値があると思っているのに、なぜそれを持っていないのか」を考えると、よいプレゼントを選べるかもしれません。