人材育成に厳しさは必要なのか?

「仕事ので、後輩・後進を育成する際に、厳しさは必要なのか?」

について最近考えている。

僕の今現時点での答えは”イエス”である。
理由は、「これが仕事をする上での当たり前なのだ」というレベルを引き上げるために、ある程度厳しいフィードバックがないと、妥協が生まれてしまうからである。
たとえるなら、「歯磨きが当たり前の習慣になるまでに、親に”歯を磨きなさい”と言われなかった子供はいない」のに似ている。勝手に歯磨きが習慣になる子供はいないのである。

いや、勝手に育つ人は育つよ、という意見もある。それは確かにそうだが、部分的には違うと思う。

興味ドリブンで仕事ができるようになる(ex)プログラミング大好きなソフトウェアエンジニア)、というパターンも確かにある。しかし、仕事の中には、必ずやりたくないものが含まれる。
やりたくないことを高いレベルで実行する行為は”不自然”である。不自然を自然なことに矯正するために、一種の強制力、つまり厳しさが必要なのではないか?と思う。結局は、どんなタイプの人間でも、厳しさが必要なのではないか。

「仕事ってこんなもんだよね」「これが普通だよね」
というレベルが低い「当たり前」をぶっ壊して、「ここまでやるのが当然でしょう?」というレベルまで引き上げる。それが仕事をする上での土台になるんとちゃうか、というメモでした。

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