逃げの転職をするなら、とにかく早めに動いた方がいいのではないか

「もっと上を目指すぜ!」という転職を「攻めの転職」

「オラこんなところもう嫌だ!」という転職を「逃げの転職」と、ここでは呼ぶことにしましょう。

僕は、”逃げの転職をするなら、とにかく、早め早めに動いた方がいい”と言いたい!

つまり、「もう本当に無理!限界!」となってから転職活動をするのではなく、「あ、これ無理かも」ぐらいの時点で、すぐに転職活動を始めたほうがいいんじゃない?という提言です。まあ僕は、一回しか転職したことないんですけど。えへへ。

というのも、転職活動にはともかく労力がかかるからです。限界ヘロヘロまで追い込まれた状態で、できるようなヤワなものではないのです。本当にしんどかった。

しんどさの根源は、人生、「このままの生活が続く」という前提で、何事も設計されていること、だと思います。だいたい、家族は今の収入が続く前提の金銭感覚で生活しているし、現職の職場は転職活動のためにあなたに休みを優遇してはくれないし、保育園は働き続ける人のためにしか子どもを預かってくれません。(2か月以上無職の期間があったら追い出されたりする)

転職活動は、「このままの生活」を大きく変えるイベントなので、「このままの生活が続く」という前提をブチ壊す必要があります。だからエネルギーが要ります。家族を説得するところもありますし、必要に応じて住む場所を変えたり、家族のライフスタイルを変える必要があったり、何社も面接を受けたり、色々とする必要があるわけです。

私のケースは、年収が下がる転職をしましたが、奥さんの理解があって助かりました。これも、みなさんもそうとも限りません。たとえば私の同僚には、奥さんが専業主婦だったり、高いマンションも買ったし、子どもは高額な習い事もしてるし、なかなかやめるハードルが高そうな人もいました。

転職活動は、そういう壁を越えていく、ハイカロリーハイエネルギーな活動だと捉えると、「早めに動き出す」のが大事だというのも、納得がいくのではないでしょうか。

逃げの転職は、「もうオイラはヘロヘロのヘロ!誰か助けてください!」と叫びたくなるような状況になってからすると、まず間に合いません。とりあえず辞めて逃げたら?という話もありますが、そんな簡単でもないです。

前述のような、しんどさの話もありますが、交渉術的な面もあります。

「現職」という選択肢がある状態でやる転職交渉と、「休職中の無職」という立場でやる転職交渉だと、どちらが有利に交渉を進められるでしょうか。2か月以内に職を見つけないと、娘が保育園を追い出される、と言う状態で、納得のいく転職先を見つけられるでしょうか。「とにかくどこでもいいから逃げたい」という気持ちが強い状態で、いい転職先が見つかるまで、辛抱強く待つことができるでしょうか。強いバトナ(Best Alternative To a Negotiated Agreement。一番強い代替案)を持った状態で交渉をしたいものです。

とかとか考えると、転職活動はとにかくはやく、余力がある状態で始めるべきだと思います。

転職エージェントと話して、客観的な視点を交えつつ、自分の市場価値について棚卸するのはいい勉強になりますし、他の就労条件をみて、仕事を相対化するのも面白いものです。その中で、「あ、今の仕事って実は恵まれてるんだな」と気づくのも、一つの学びですし。あとは、どうしても、良い案件を見るには、「数うちゃあたる」の精神が必要なので、長期にわたって求人案件をウォッチするのは、母数を増やす意味で、有効な戦略なんじゃないかな、と思います。

ということでですね。「あ、無理かも」と思ったら、早めに横目で見るような転職活動を始めるのを私はお勧めします。え、腰が重い、めんどくさいって?将来、もっと追い込まれたあなたがそれをやるのと、余力がある今のあなたがやるのと、どちらがいいでしょうか。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

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