麻雀は優しいゲームだ。いつも言い訳を用意してくれるから。
こんばんはぶるいぬです。私は大学生時代、麻雀に全てを捧げてきました。その中で知った一つの真理が、「負けるべくして負けていると気づけないから負けている」です。
なぜこんなことを言い出したかと言うと…。
久しぶりに麻雀をしたくなり、スマホの麻雀アプリを見てみました。アプリのレビューを見ると、「課金者だけを優遇している」「麻雀ではない」「一発を眺めているだけのゲーム」などと、負け犬たちの低評価レビューが大量についていました。
残念なことに、彼らは、負けるべくして負けている、と気づいていないのです。麻雀というゲームが優しすぎるから、言い訳を用意してあげるから、彼らはそのやさしさに甘えてしまっているのです。その結果、自分の弱さに気づく機会を失い、強くなれないまま消えていくのです。
振り返ると、ネット麻雀の黎明期から、いかさまだ、牌操作だ、などの、同様の批判が、あらゆる麻雀ゲームに対して繰り返されています。そこから分かることは、イカサマがあることではありません。人間の普遍的な弱さです。運、という優しさが、彼らに言い訳を与えているのです。
さて、ここで立ち止まって考えてみると、人生も運ゲーです。人生にも、同じ構造があるのではないでしょうか。運が私たちに言い訳を与え、私たちを弱くする。その1点については、麻雀も人生も、変わらないものだと思います。
言い訳をするのが悪いとは思いません。私も言い訳だらけの人生です。ただ、それが勝ちから遠のく行為だということは、自覚したうえで、言い訳をして生きていきたいなと思うわけです。